もっとくわしいないよう

タイトル 「叱らない」が子どもを苦しめる
タイトルヨミ シカラナイ/ガ/コドモ/オ/クルシメル
タイトル標目(ローマ字形) Shikaranai/ga/kodomo/o/kurushimeru
シリーズ名 ちくまプリマー新書
シリーズ名標目(カタカナ形) チクマ/プリマー/シンショ
シリーズ名標目(ローマ字形) Chikuma/purima/shinsho
シリーズ名標目(典拠コード) 606964700000000
シリーズの部編名,巻次,回次,年次等 449
シリーズの部編名,巻次,回次,年次等の読み 449
シリーズ名標目(部編名,巻次,回次,年次等の配列記号) 000449
シリーズ名標目(シリーズコード) 201418
著者 藪下/遊‖著
著者ヨミ ヤブシタ,ユウ
著者標目(漢字形(西洋人以外の統一形)) 藪下/遊
著者標目(ローマ字形) Yabushita,Yu
著者標目(著者紹介) 福井県スクールカウンセラーおよび石川県スクールカウンセラー。いじめ第三者委員会などを務める。
記述形典拠コード 110008279090000
著者標目(統一形典拠コード) 110008279090000
著者 高坂/康雅‖著
著者ヨミ コウサカ,ヤスマサ
著者標目(漢字形(西洋人以外の統一形)) 高坂/康雅
著者標目(ローマ字形) Kosaka,Yasumasa
著者標目(著者紹介) 筑波大学大学院人間総合科学研究科心理学専攻修了。和光大学現代人間学部教授。
記述形典拠コード 110006127480000
著者標目(統一形典拠コード) 110006127480000
件名標目(漢字形) 青少年問題
件名標目(カタカナ形) セイショウネン/モンダイ
件名標目(ローマ字形) Seishonen/mondai
件名標目(典拠コード) 511069400000000
件名標目(漢字形) スクールカウンセリング
件名標目(カタカナ形) スクール/カウンセリング
件名標目(ローマ字形) Sukuru/kaunseringu
件名標目(典拠コード) 511786300000000
学習件名標目(漢字形) 不登校
学習件名標目(カタカナ形) フトウコウ
学習件名標目(ローマ字形) Futoko
学習件名標目(ページ数)
学習件名標目(典拠コード) 540223200000000
学習件名標目(漢字形) 子ども
学習件名標目(カタカナ形) コドモ
学習件名標目(ローマ字形) Kodomo
学習件名標目(典拠コード) 540249800000000
学習件名標目(漢字形) 心理学
学習件名標目(カタカナ形) シンリガク
学習件名標目(ローマ字形) Shinrigaku
学習件名標目(典拠コード) 540363100000000
学習件名標目(漢字形) 青少年
学習件名標目(カタカナ形) セイショウネン
学習件名標目(ローマ字形) Seishonen
学習件名標目(典拠コード) 540581400000000
出版者 筑摩書房
出版者ヨミ チクマ/ショボウ
出版者・頒布者等標目(ローマ字形) Chikuma/Shobo
本体価格 ¥920
内容紹介 「世界から押し返される」経験の減少が「思い通りでないと耐えられない」心を生む。「無理させず休ませる」だけでは、不登校は改善しない。「叱る」こと「押し返す」ことの意義を、事例をあげながら論じる。
児童内容紹介 現在、不登校状態の子どもは小中学校合わせて約30万人。これまでは「無理させず休ませる」支援が主流だった不登校問題ですが、それだけでは改善しない事例が増えてきています。現代の子どもたちの不適応や問題に多い「しくみ」を描き、「叱る」こと「押し返す」ことが必要な理由を説明します。
ジャンル名 10
ジャンル名(図書詳細) 220010170050
ISBN(13桁) 978-4-480-68474-5
ISBN(10桁) 978-4-480-68474-5
ISBNに対応する出版年月 2024.2
ISBN(13桁)に対応する出版年月 2024.2
TRCMARCNo. 24004946
関連TRC 電子 MARC № 243038010000
出版地,頒布地等 東京
出版地都道府県コード 313000
出版年月,頒布年月等 2024.2
出版者・頒布者等標目(出版年月,頒布年月等(数字)) 202402
出版者・頒布者等標目(出版者コード) 4604
出版者典拠コード 310000183300000
ページ数等 280p
大きさ 18cm
装丁コード 10
刊行形態区分 A
別置記号 K
NDC9版 371.42
NDC10版 371.42
図書記号 ヤシ
図書記号(単一標目指示) 751A01
表現種別 A1
機器種別 A
キャリア種別 A1
利用対象 FGL
書誌・年譜・年表 文献:p279〜280
『週刊新刊全点案内』号数 2344
新継続コード 201418
テキストの言語 jpn
出版国コード JP
データレベル M
更新レベル 0003
MARC種別 A
周辺ファイルの種類 D
最終更新日付 20240712
一般的処理データ 20240206 2024 JPN
レコード作成機関(国名コード) JP
レコード作成機関(レコード作成機関名) TRC
レコード作成機関(レコード提供年月日) 20240206
レコード作成機関(目録規則) NCR2018
レコード作成機関(システムコード) trcmarc
和洋区分 0

内容細目

第1階層目次タイトル はじめに
第1階層目次タイトル 第1章 子どもの不適応が変わってきた現代
第2階層目次タイトル 1 不登校の歴史を振り返る
第2階層目次タイトル まだ説明可能だった不登校/説明ができない不登校の出現/不登校の多様化・あいまい化/不登校はどんな子どもにも起こるが…
第2階層目次タイトル 2 「登校刺激を与えず、ゆっくり休ませる」はなぜ効果的なのか?
第2階層目次タイトル 不登校の子どもたちは強い登校圧力にさらされてきた/「登校刺激を与えず、ゆっくり休ませる」という方針について/「学校には行くべき」と反する気持ちを抑え込む子どもたち/抑え込んだ気持ちが悪さをする/「登校刺激を与えず、ゆっくり休ませる」という方針の有効性/「学校には行くべき」という価値観の意義とその変化/意味がないというわけではないけれど…
第2階層目次タイトル 3 従来のアプローチでは改善しない事例の出現
第2階層目次タイトル 従来の不登校支援において大切なこと/従来のアプローチでは改善しない不登校の出現/本書で目指すこと
第2階層目次タイトル コラム 不登校はなぜ増えているのか?
第1階層目次タイトル 第2章 成長に不可欠な「世界からの押し返し」の不足
第2階層目次タイトル 1 思い通りにならないことに耐えられない子どもたち
第2階層目次タイトル 「思い通りにならない場面」への強烈な拒否感/「思い通りにならないことを受け容れる」ために必要な経験/不快感を関係性の中で納めていくこと/「世界からの押し返し」が少ない子どもは不適応になりやすい
第2階層目次タイトル 2 「世界からの押し返し」になっていない大人の関わり
第2階層目次タイトル 「世界からの押し返し」を外注する/子どもの現実を「加工」する/子どもの環境を「操作」する/不快感から目を逸らすための「仲良し」/「押し返し」ができない教師
第2階層目次タイトル 3 ネガティブな自分を受け容れられない子どもたち
第2階層目次タイトル 私に「[チェックマーク]」を付けないで!/不登校の主因になり得る「ネガティブな自分を認められない」という特徴/学びの前提は「未熟であることへの不全感」/子どもたちが抱く「万能的な自己イメージ」/こころの奥底にある自信の無さ
第2階層目次タイトル 4 学校で見られる具体的な不適応パターン
第2階層目次タイトル 環境に対して過剰に適応しようとする/他の子どもが叱られているのが怖くて学校に行けない/他者を低く価値づける傾向と絶え間ない自己否定/苦しい状況を「操作」する/子どもの問題を抱えられない親の反応
第2階層目次タイトル コラム 反抗期って必要?
第1階層目次タイトル 第3章 子どもの「不快」を回避する社会
第2階層目次タイトル 1 何が子どもたちの不適応を生み出しているのか?
第2階層目次タイトル 本書で「自己愛」という表現を用いない理由/従来の仮説との相違点について/社会背景が子どもたちの不適応を生み出している可能性
第2階層目次タイトル 2 子どもを不快にできない社会
第2階層目次タイトル 学校が変わることの意味/「要らない不快」と「成長のための不快」/「褒めて伸ばす」が変質してしまっている/「やりたいこと」と「できること」/社会の風潮が学校や家庭に降りてきている
第2階層目次タイトル 3 外界と調和することへの拒否感
第2階層目次タイトル 「なまはげ」が教えてくれる大切なこと/「外界と調和するつもりがない」いうマインド/個性とは他者との関係の中で滲み出るもの/only oneとone of them
第2階層目次タイトル 4 外罰的な風潮の影響
第2階層目次タイトル 「恥ずかしい」から「怖い」への推移/他責的なスタイルで生きていくリスク/「自由」と「責任」の連動性を学ぶこと
第2階層目次タイトル コラム それって誰の問題?
第1階層目次タイトル 第4章 子どもが「ネガティブな自分」を受け容れていくために
第2階層目次タイトル 1 「ネガティブな自分」を受け容れる
第2階層目次タイトル 支援の目標を考える/「ネガティブな自分」と向き合う/「ネガティブな自分」に向き合わせるための要点/向き合わせることが効果的なのは期間限定である
第2階層目次タイトル 2 親子関係をもとにしたアプローチ
第2階層目次タイトル 親子関係から始めねばならないが、母屋を壊してはならない/子どもの状態像に対する親の価値観を確かめる/親が子どもの心理的課題を「正しく認識する」ことの価値/支えとしての「甘え」/「甘え」と「甘えではないもの」の弁別が絶対に必要/支えとしての「安全な対話」
第2階層目次タイトル 3 本人との「付き合い方」
第2階層目次タイトル カウンセリングに来ることの意義/カウンセリングでの本人との「付き合い方」
第2階層目次タイトル 4 学校との関係がこじれやすい家庭への対応
第2階層目次タイトル どんな事例を想定しているのか?/学校とのやり取りで見える特徴的なパターン/学校での対応/経過や予後について
第2階層目次タイトル コラム You MessageとI Message
第1階層目次タイトル 第5章 予防のための落穂拾い
第2階層目次タイトル 1 その他の不適応との関係
第2階層目次タイトル 従来の不登校/ゲームにのめり込む/発達障害との弁別/身体症状との関わり
第2階層目次タイトル 2 支援の落とし穴と予防について
第2階層目次タイトル 見逃しやすい落とし穴/家庭でできる予防の例/学校でできる予防の例
第2階層目次タイトル 3 最後に大切なことを
第2階層目次タイトル 子どもたちに関わる大人たち/「誰が支援を行うのか」という視点
第2階層目次タイトル コラム スクールカウンセラーは何をしている?
第1階層目次タイトル おわりに
第1階層目次タイトル 引用文献・参考文献
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