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はじめに
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この本の使い方
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勉強する時に役立つ言葉
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学びてこれを習う、亦た説ばしからずや。
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事に敏にして言に慎しみ、有道に就きて正す。学を好むと謂うべきのみ。
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故きを温めて新しきを知る。
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吾れ十有五にして学に志す。
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黙してこれを識し、学びて厭わず、人を教えて倦まず。
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君子、重からざれば則ち威あらず。学べば則ち固ならず。
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これを知るをこれを知ると為し、知らざるを知らずと為せ。是れ知るなり。
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汝、君子の儒と為れ。小人の儒と為ること無かれ。
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顔回なる者あり、学を好む。怒りを遷さず、過ちを弐たびせず。
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子、怪力乱神を語らず。
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朝に道を聞きては、夕べに死すとも可なり。
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これを知る者はこれを好む者に如かず、これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。
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君子、博く文を学びて、これを約するに礼を以てせば、亦た以て畔かざるべきか。
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再びせば斯れ可なり。
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述べて作らず、信じて古えを好む。
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束修を行うより以上は、吾れ未だ嘗て教うること無くんばあらず。
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詩に興こり、礼に立ち、楽に成る。
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徳の修めざる、学の講ぜざる〜是れ吾が憂いなり。
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我に数年を加え、五十にして以て易を学べば、大いなる過ち無かるべし。
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我は生まれながらにしてこれを知る者に非ず。
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学んで思わざれば則ち罔し。
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多く聞きて其の善き者を択びてこれに従い、多く見てこれを識す。
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毎日をしっかり生きるのに役立つ言葉
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人として仁ならずんば、礼を如何。人にして仁ならずんば、楽を如何。
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吾日に三たび我が身を省みる。
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義を見て為ざるは、勇なきなり。
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己れを知ること莫きを患えず、知らるべきことを為すを求む。
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人にして信なくんば、其の可なることを知らざるなり。
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君子、仁を去りて悪くにか名をなさん。
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賢を見ては斉しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省みる。
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利に放りて行えば、怨み多し。
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君子は義に喩り、小人は利に喩る。
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古者、言をこれ出ださざるは、身の逮ばざるを恥じてなり。
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力足らざる者は中道にして廃す。今女は画れり。
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徳は弧ならず。必ず隣あり。
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老者はこれを安んじ、朋友はこれを信じ、少者はこれを懐けん。
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【トウ】や欲なり。焉んぞ剛なることを得ん。
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其の上に 事うるや敬。
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人の生くるは直し。これを罔いて生くるは、幸いにして免るるなり。
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誰か能く出ずるに戸に由らざらん。
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巧言、令色、足恭なるは、左丘明これを恥ず。
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抑抑これを為して厭わず、人を教えて倦まず。
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奢れば則ち不遜、
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小人は長えに戚戚たり。
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能く一日も其の力を仁に用いること有らんか、我れ未だ力の足らざる者を見ず。
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先ず其の言を行い、而して後にこれに従う。
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欺くべきも、罔うべからざるなり。
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みんなをまとめる時に役立つ言葉
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枉れるを挙げて諸れを直きに錯けば則ち民服せず。
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君子は周して比せず、小人は比して周せず。
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伯夷・叔斉、旧悪を念わず。怨み是を用て希なり。
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上に居て寛ならず〜、吾何を以てかこれを観んや。
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朋友に数々すれば、斯に疎んぜらる。
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人に禦るに口給を以てすれば、屢屢人に憎まる。
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人の己を知らざることを患えず、人を知らざることを患う。
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我三人行えば必ず我が師を得。
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我仁を欲すれば、斯に仁至る。
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今吾れ人に於けるや、其の言を聴きて其の行を観る。
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必ずや事に臨みて懼れ、謀を好みて成さん者なり。
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これを愛して能く労すること勿からんや。
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中人以上には、以て上を語ぐべきなり。中人以下には、以て上を語ぐべからざるなり。
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近き者悦び、遠き者来る、
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君子は文を以て友を会し、友を以て仁を輔く
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君子は人の美を成す。人の悪を成さず。小人は是れに反す
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君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。
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其の位に在らざれば、其の政を謀らず。
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其の身正しければ、令せざるとも行わる。其の身正しからざれば、令すと雖も従わず。
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其の言にこれ【ハ】じざれば、則ちこれを為すこと難し、
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久要、平生の言を忘れざる、亦た以て成人と為すべし。
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朋友には切々偲偲、兄弟には恰恰如たり。
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欺くこと勿かれ。而してこれを犯せ、
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思いやりを持つ時に役立つ言葉
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子、喪ある者の側に食すれば、未だ嘗て飽かざるなり。
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いやしくも過ちあらば、人必ずこれを知る。
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成事は説かず、遂事は諫めず、既往は咎めず。
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巧言令色、鮮し仁。
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君子は争うところなし。
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人、己を潔くして以て進まば、その潔きに与せん。
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吾れ行うとして二三子と与にせざる者なし。
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其れ恕か。
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人生に役立つ言葉
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小人の過つや、必ず文る
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小、忍びざれば、則ち大謀を乱る。
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衆これを悪むも必ず察し、衆これを好むも必ず察す。
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民の仁に於けるや水火よりも甚だし。
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人に当たりては、師にも譲らず。
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君子は小知すべからずして、大受すべし。
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君子は貞にして諒ならず。
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教えありて類なし。
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君に事えては、其の事を敬して其の食を後にす。
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辞は達するのみ。
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人能く道を弘む。
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四時行われ、百物生ず。天何をか言うや。
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困みて学ばざる、民斯れを下と為す
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道同じからざれば、相い為めに謀らず。
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小人は天命を知らずして畏れず、
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性、相い近し。習えば、相い遠し。
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親孝行に役立つ言葉
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父在せば其の志しを観る、
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居処は恭に（せんと）。
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父母の年は知らざるべからず。一は則ち以て喜び、一は則ち以て懼る。
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父母に事うるには幾くに諫めん。
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父母在せば、遠く遊ばず。
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父母には唯だ其の疾をこれ憂えしめよ。
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（父母を）敬せずんば何を以て別たん。
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子の燕居、申申如たり、夭夭如たり。
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孔子先生の弟子入り
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謙虚な孔子先生
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孔子先生の一生
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湯島聖堂
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孔門十哲
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