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もっとくわしいないよう

タイトル 暴力はいけないことだと誰もがいうけれど
タイトルヨミ ボウリョク/ワ/イケナイ/コト/ダト/ダレモ/ガ/イウ/ケレド
タイトル標目(ローマ字形) Boryoku/wa/ikenai/koto/dato/daremo/ga/iu/keredo
シリーズ名 14歳の世渡り術
シリーズ名標目(カタカナ形) ジュウヨンサイ/ノ/ヨワタリジュツ
シリーズ名標目(ローマ字形) Juyonsai/no/yowatarijutsu
シリーズ名標目(アルファベット・数字を含むカタカナ形) 14サイ/ノ/ヨワタリジュツ
シリーズ名標目(典拠コード) 607514300000000
著者 萱野/稔人‖著
著者ヨミ カヤノ,トシヒト
著者標目(漢字形(西洋人以外の統一形)) 萱野/稔人
著者標目(ローマ字形) Kayano,Toshihito
著者標目(著者紹介) 1970年愛知県生まれ。哲学者。津田塾大学国際関係学科准教授。著書に「国家とはなにか」「カネと暴力の系譜学」「権力の読みかた」など。
記述形典拠コード 110004431350000
著者標目(統一形典拠コード) 110004431350000
件名標目(漢字形) 国家
件名標目(カタカナ形) コッカ
件名標目(ローマ字形) Kokka
件名標目(典拠コード) 510803000000000
件名標目(漢字形) 暴力
件名標目(カタカナ形) ボウリョク
件名標目(ローマ字形) Boryoku
件名標目(典拠コード) 511394100000000
学習件名標目(漢字形) 国家
学習件名標目(カタカナ形) コッカ
学習件名標目(ローマ字形) Kokka
学習件名標目(ページ数)
学習件名標目(典拠コード) 540293500000000
学習件名標目(漢字形) 暴力
学習件名標目(カタカナ形) ボウリョク
学習件名標目(ローマ字形) Boryoku
学習件名標目(典拠コード) 540393400000000
出版者 河出書房新社
出版者ヨミ カワデ/ショボウ/シンシャ
出版者・頒布者等標目(ローマ字形) Kawade/Shobo/Shinsha
本体価格 ¥1200
内容紹介 なぜヤクザはいなくならないの? なぜ戦争はなくならないの? 善意だけでは、なぜ世の中は渡れないの? 哲学者・萱野稔人が、暴力を問うことから見えてくる国家や社会の本当の姿を説く。
児童内容紹介 暴力はいけないことだといわれます。でもその一方で、人びとは暴力を求めることがあります。それはなぜなのでしょうか。哲学者である著者が、暴力について考えることから見えてくる、国家や社会、世界の本当の姿を説きます。
ジャンル名 30
ジャンル名(図書詳細) 220010090060
ISBN(13桁) 978-4-309-61656-8
ISBN(10桁) 978-4-309-61656-8
ISBNに対応する出版年月 2010.2
ISBN(13桁)に対応する出版年月 2010.2
TRCMARCNo. 10009678
Gコード 32383057
出版地,頒布地等 東京
出版年月,頒布年月等 2010.2
出版者・頒布者等標目(出版年月,頒布年月等(数字)) 201002
出版者・頒布者等標目(出版者コード) 0961
出版者典拠コード 310000164220000
ページ数等 217p
大きさ 19cm
装丁コード 10
刊行形態区分 A
別置記号 K
NDC8版 311
NDC9版 311
図書記号 カボ
図書記号(単一標目指示) 751A01
利用対象 FGL
『週刊新刊全点案内』号数 1657
ベルグループコード 21
テキストの言語 jpn
出版国コード JP
データレベル M
更新レベル 0003
MARC種別 A
周辺ファイルの種類 D
最終更新日付 20240726
一般的処理データ 20100217 2010 JPN
レコード作成機関(国名コード) JP
レコード作成機関(レコード作成機関名) TRC
レコード作成機関(レコード提供年月日) 20100217
レコード作成機関(目録規則) NCR1987
レコード作成機関(システムコード) trcmarc
和洋区分 0

内容細目

第1階層目次タイトル 第1章 暴力は善いものなのか、悪いものなのか?
第2階層目次タイトル ◆暴力はいけないことだと言われているけれど…
第2階層目次タイトル ◆暴力は善くも悪くもない
第2階層目次タイトル ◆私たちは暴力に惹かれている
第2階層目次タイトル ◆私たちの存在は暴力のうえになりたっている
第2階層目次タイトル ◆私たちはいやおうなく暴力と付き合わざるをえない
第1階層目次タイトル 第2章 「なぜ人を殺してはいけないのか」という問いに誰も答えられないわけ
第2階層目次タイトル ◆私たちは暴力を道徳的に判断せずにはいられない
第2階層目次タイトル ◆「なぜ人を殺してはいけないのか」という問い
第2階層目次タイトル ◆「なぜ人を殺してはいけないのか」という問いに答えはない
第2階層目次タイトル ◆言葉は道徳を究極的に正当化できるようにはできていない
第2階層目次タイトル ◆言葉は道徳をささえることにまったく無力なのか
第1階層目次タイトル 第3章 カントの定言命法と暴力の問題
第2階層目次タイトル ◆定言命法とは「ダメなものはダメ」ということ
第2階層目次タイトル ◆「ダメなものはダメ」にも一理ある
第2階層目次タイトル ◆カントは死刑を肯定した
第2階層目次タイトル ◆なぜカントは死刑を肯定することができたのか
第2階層目次タイトル ◆それでもやはり矛盾する二つの定言命法
第2階層目次タイトル ◆道徳とは時と場合によって左右される相対的なものにすぎない
第2階層目次タイトル ◆理論的にも定言命法はなりたたない
第2階層目次タイトル ◆「道徳とは何か」という問いと「何が道徳か」という問いの違い
第2階層目次タイトル ◆道徳の世界から政治の世界へ
第1階層目次タイトル 第4章 国家と暴力の切れない関係
第2階層目次タイトル ◆国家は暴力のうえになりたっている
第2階層目次タイトル ◆国家とはそもそも何なのか?
第2階層目次タイトル ◆国家とは社会における<暴力への権利>の源泉である
第2階層目次タイトル ◆暴力によって暴力を取り締まる運動が、合法と違法の区別を確立する
第1階層目次タイトル 第5章 国家はどうやって形成されてきたのか?
第2階層目次タイトル ◆国家が誕生したのはせいぜい四〇〇〜五〇〇年ほど前のことにすぎない
第2階層目次タイトル ◆社会契約説は<暴力への権利>が独占されていく仕組みを説明しようとした
第2階層目次タイトル ◆社会契約説の弱点はどこにあるか
第2階層目次タイトル ◆豊臣秀吉の刀狩りはなぜおこなわれたのか
第2階層目次タイトル ◆刀狩りは民衆がもっていた<暴力への権利>を制限するためになされた
第2階層目次タイトル ◆近世の身分制は<暴力への権利>を独占しようとする近代国家の前提だった
第2階層目次タイトル ◆圧倒的な軍事力によって人びとは<暴力への権利>を放棄することを強制される
第2階層目次タイトル ◆ホッブズは二つの契約を考えていた
第2階層目次タイトル ◆銃火器の発達が国家の形成をもたらした
第2階層目次タイトル ◆私たちは意志的に国家をつくったのではなく、テクノロジーの発達によっていやおうなく国家のある社会へと突入していった
第1階層目次タイトル 第6章 暴力をカネにする
第2階層目次タイトル ◆強制的になされた契約でも従わなくてはならないときがある
第2階層目次タイトル ◆税は強制的なものである
第2階層目次タイトル ◆ヤクザは暴力をカネにするプロである
第2階層目次タイトル ◆国家とヤクザはどこが違うのか
第2階層目次タイトル ◆合意の有無によって国家とヤクザを区別できるか
第2階層目次タイトル ◆法とのむすびつきが国家とヤクザを区別する
第2階層目次タイトル ◆道徳的発想はときとして理論的思考をじゃまする
第2階層目次タイトル ◆国家だけが合法的にカネを徴収できる理由
第2階層目次タイトル ◆富をめぐって暴力で争うことが国家の起源にある
第2階層目次タイトル ◆ヘーゲルは国家の起源をどう考えたか
第2階層目次タイトル ◆「生死を賭けたたたかい」は同時に<権利>の承認をかけたたたかいでもある
第2階層目次タイトル ◆法とは承認された<権利>の体系である
第2階層目次タイトル ◆資本主義と国家の関係をどう考えたらいいか
第1階層目次タイトル 第7章 暴力とどう付き合うか
第2階層目次タイトル ◆国家が暴力のうえになりたっていることは悲しむべきことなのか
第2階層目次タイトル ◆国家をなくすことは可能なのか、冷静に考えてみよう
第2階層目次タイトル ◆国家の芽はどこにでもある
第2階層目次タイトル ◆「国家をなくすべきだ」という考えのまずいところ
第2階層目次タイトル ◆国家がなくなったからといって暴力の問題がなくなるわけではない
第2階層目次タイトル ◆暴力の問題に対処するためにはどのような仕方が望ましいのか
第2階層目次タイトル ◆力の論理とは違うやり方で暴力をコントロールするということ
第2階層目次タイトル ◆国家が存在することの意義とは?
第2階層目次タイトル ◆それでもやはり用心しなくてはならない
第2階層目次タイトル ◆暴力の問題を私たちの生の条件として正面からうけとめること
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