事例詳細
- 概要
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- 質問内容
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- 「御柱を建てる」ことについて諸説があるがどんなものがあるのか、また時代により違いがあるのかなど詳しく知りたい。
- 回答
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- 御柱を建てる理由として諸説あり定かではないが「四無量四妙説」「四無量観」「四王擁護説」「四菩薩説」「独古説」「四神祭説」「雨風鎮祭」「神明妙体説」土地限界説」「宮殿表示説」があり、明治以降「神祭料説-黒田寛博士の説・栗岩英治氏の説・八代国治博士の説・折口信夫博士の説・宮地直一の説・座田司宮司の説・牛山秀樹氏の説」などがある。諸説について参考資料の「諏訪の御柱」等で「御柱の意義」として詳しい説明が載っている。
- 諏訪地方の伝承では七年目ごとの社殿の造営が宝殿(本殿)呑みに縮小されると共に、広大な社殿を造営する遺風を尊重し、そのかわりに四本の御柱だけを建替えしてきていると一般的に語り次がれてきている。
- 分類
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神道(170)
- 事前調査事項
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- 御柱祭の起源は古代までさかのぼり、千数百年の歴史を刻んでおり時代の変遷や社会情勢の変化、仏教や儒教、その他の影響を受けながら諏訪信仰の中核をなし継承され、その意義も時代により、また、祭りに関わる人々の立場、あるいは社家や研究者の視点により様々で決定的な定義はいまだに無い。
- 参考資料
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- キーワード
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御柱
,
御柱祭
,
式年造営祭
,
建て御柱
- 解決状況
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解決
- 調査区分
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文献紹介
- 質問区分
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郷土
- 依頼者区分
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一般
- 登録日
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2015/09/23
- 更新日
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2016/01/19