事例詳細
- 概要
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- 質問内容
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- 中世、武田氏の時代の諏訪の武士、「諏訪五十騎」について詳しく知りたい。
- 回答
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- 参考資料1には信玄の時代諏訪騎馬武士を記録した永禄10年8月7日付「諏訪五十騎起請文」があり、諏訪の武士が武田信玄に忠誠を誓い甲州一の宮に捧げたものの写しと伝えられているものの中に「諏訪五十騎」姓名が載っている。これらは武田信玄に仕え騎馬の軍役を勤め、大百姓でもあった。また半数ほどは上下社の社人あるいは、祭祝を勤めるなどしていた。武田氏に仕える「高島十衆」は姓名・知行についての記載がある。「諏訪上下宮祭祝再興次第」(永禄8年11月朔日付下知行)(永禄9年晦日付下知行は下社有力武士の記録あり。p862-867)
- 参考資料2では武田氏に従属した諏訪の武士団として「社神長官家文書(守矢文書)」永禄10年8月7日の条に「諏訪五十騎衆」の氏名が載っている。武田氏の諏訪統治時代、早く諏訪五十騎、後に千野同人衆や高嶋十人衆等が諏訪武士として活躍していたようだ。
- 参考資料3には、諏訪旧子爵家文書の諏訪五十騎起請文の中に武田家旗下諏訪五捨騎の姓名が載っている。
- 分類
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日本史(210)
- 事前調査事項
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- 参考資料
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- キーワード
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諏訪五十騎
,
諏訪五十衆
- 解決状況
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解決
- 調査区分
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文献紹介
- 質問区分
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郷土
- 依頼者区分
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一般
- 登録日
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2016/06/02
- 更新日
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2016/06/11