事例詳細

概要
  • 諏訪大社の神紋について
質問内容
  • 梶の葉の神紋の謂れと、上社と下社の神紋の違いについて知りたい。
回答
  • 「諏訪明神画詞」縁起上の神功皇后三韓征伐の一説から、諏訪明神の御紋章が梶ノ葉(穀の葉)であることがわかる。梶の木の皮を和幣(にぎたえ)といい、葉は神への供物を盛るのに使われ祭事には必要な植物であり、諏訪地方には野生の梶が多いといわれる。(資料No1)紋章学で言えば「三つ梶」で葉と幹と枝からなる。「吾妻鏡」の治承4年9月10日の条に紳使が「梶葉紋のひたたれ」を着用して出現したとある。(資料No2)梶の葉の足(茎部)が1本のものを一本梶、二本梶、三本梶、4本梶、5本梶などがある。千野氏は一本梶、乙事諏訪神社は4本梶、上社は四本梶、下社は5本梶を使っている。(資料3)
分類 神道(170)
事前調査事項
参考資料
キーワード 神紋 , 梶の葉 , 諏訪大社神紋 , 諏訪大社
解決状況 調査区分 質問区分 依頼者区分 登録日 更新日
未解決 事実調査 郷土 一般 2016/02/26 2021/05/03
このページの先頭へ